お別れの会に参列する際のマナー

2017年06月24日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著名人などが亡くなった際、お葬式やお通夜とは別にお別れの会や、故人を偲ぶ会などが行われることがあります。これはお葬式やお通夜をすでに終えた後、著名人だとファンの方達、一般人だと葬儀に呼ばなかった友人などを招いて行われる会です。

葬儀ではありませんが、故人を偲ぶ大切な会ですからきちんとマナーを学んでから出席することが大切です。もし会への案内状が届いたら、服装とお香典に関する事項をよく読むようにしましょう。参列者の服装に関して、平服でお越しくださいなどと書かれていれば、喪服を着る必要はありません。

このような事項が書かれていなくても、会場がホテル等の一般客が多く来る場所なら、喪服は着ない方が良いでしょう。しかし平服で良いからと言っても、Tシャツやサンダルはふさわしくありません。周りの参列者やご家族に不愉快な印象を与えないように、ある程度きちんとした服装が望ましいです。

男性ならブラックスーツに地味な色合いのネクタイ、女性なら地味な色のスーツやワンピースが良いでしょう。バッグやアクセサリー類も派手なものは避けらようにします。靴もオーソドックスな革靴や地味な色合いのパンプスなどが良いでしょう。

また、案内状を受け取った場合は、基本的にお香典が必要となります。案内状にお香典を辞退する文言が入っているならば必要ありませんが、記載がない場合は持っていくようにしましょう。会によっては、お香典という形ではなく、会費の形で集めるケースもあります。

そのような際には金額が明記されているはずですから、その通りの金額を持っていくようにしましょう。白の無地の封筒や不祝儀袋に入れて持っていくようにします。故人を偲ぶ会は多くの場合が無宗教で行われますので、宗派の違いなどに気を使う必要はありません。

お別れの会は最後に故人を懐かしみ、思い出を語り合う厳かな会です。きちんと参列する際のマナーを守り、周りの方に不快感を与えないように気をつけましょう。

● 参考情報
すぐに使える情報が満載!葬儀専門サイトお葬式チェックオフィシャルWebサイト
http://www.check-ososhiki.org/
外部サイトへ

pagetop